何故に電子書籍なのかと言うこととか

どうして電子書籍で本を作るのかとか。

まぁ、ようやくといってはなんですが、
今では色々な人が電子書籍で、
面白い本とか詰まらない本を
作ったりされていますな。

それぞれに、
考え方や目標や目的があると思うのですが

めきし粉書房としての考えを少しまとめておこうかと。

ウチは、どうせ自由に電子書籍を作るのならば、
「紙では企画が通りそうに無いものを」
というのがありますな。

例えば、
売り言葉に買い言葉で始まった、
ウチの「国立北陸魔法大学校青春日記」シリーズですが

今の時代のラノベの企画というと、
萌えをいれろであるとか、
アニメ化しやすいであるとか、「絵になる」って
いうのを先行させたりする必要があるでしょう。

また、ジェンダーに関する部分は
企画として難色が出ることも有るでしょう。

あと登場人物が葛藤するのも
このましくないのかも知れません。
もっと単純化してイメージとメッセージをシンプルに
為た方が企画としては良いのかもしれません。


しかし、今回は、
そういうのを全く考えていません。
ようするに「企画を通すこと」を考えると
変更しないといけなかったかも知れない部分なんかを
気にすることなく、 まず形にで
 「これで、どや」
というのをやれたわけですな。

紙でやろうとすると、
諸々のリスクがデカイと思うのですが、
電子書籍ならば、まず形に出来る。のですな。
コレは電子書籍の大きな強みであります。

こういった強みを活かす形で
今後色々な電子書籍がでてくると
面白いかも知れないと思いますよ。