Linuxでキンドルを!

WindowsXPが入っていたような古いネットブックを貰いました。

しかしこのままでは、どうしようもないので、
メモリーを1Gから2Gに増やして
HDDからSSDに付け替えたりして

OSもLinux Mint MATEを導入して、そこそこ動く形にしたりしました。

     参考  古いネットブックにLinux Mintを入れよう





発熱からのファンの騒音とバッテリーの持ちが今一つですが
ハード的には、出先の原稿書きなら十分な感じです。
(漢字仮名変換は思案中。。)

ネットにつなげられますし、USBやカードスロットもありますので
もしかすると、使う人によっては、
キングジムさんのポメラなんかよりも使い勝手は良いかも。


で、折角なんだから、アマゾンさんが公開している
Kindle for PC を入れてみようかと。
パソコンでkindleが使えるようになるというアレですな。
        Kindle for PC (Windows)
(OSX版もありますよ)




実はUNIX系のOSで、
Windowsアプリケーションを動作させるための
ソフトウェアとしてWineというもがあります。

 Linux Mint でも動くソフトですので、
パッケージマネージャーから早速導入しました。
(通常のソフトウエアの追加手順ですね)




Kindle for PCの方は、
アマゾンからダウンロードして、
※クレジットカードに結びついたアカウントが必要

ダウンロードした.exeファイルを
「Wine Windowsプログラムローダー」から起動してインストール。



案外すんなりと、アカウントと紐付けて導入する事が出来ました。






ネットブックの画面で小説を開くとこんな感じ。


拙著 俺の電子書籍が売れないのは、どう考えてもおまえらが悪い。より




 ごく普通に使えます。
漫画だとこんな感じ。コンソールはもちろん消せます。



ちはやふる(1) (BE・LOVEコミックス)より




意外にも実用的なスピードで動きます。

まぁよく考えると、キンドル自体、
そんなにパワーがある機械ではないわけで、
あたりまえと言えば当たり前なんですが。


しかし、ゴミになっていた様なネットブックが、
キンドルも読める原稿打ちの端末になったというのは
中々愉快でありますよ。







あとポメラっていうのは
こういうのですな。

愛用されている方も多いですよ。








アナログの話。

今回アナログの話なんですが、

ふと万年筆が欲しいなぁと思っているところに、
パイロットの「カクノ」っていうのが良いと
そそのかされて、つい買いましたですよ。

入門用で
お値段は千円しない位なんですが、
コレがなかなか書きやすい。

私は細字のFを選んでみたのですが、
実際に書いてみると万年筆の良さというのでしょうか、
するすると文字が書ける感じを体感できますよ。

恥ずかしながら、ワタクシ
万年筆ってこんなに書きやすかったのかと、
初めて実感した次第です。

昔の作家先生が万年筆を
愛用していたっていうのも頷ける感じ。




この「カクノ」ってのは、転がらない六角ボディとか、
色々と配慮してあって、なかなか出来が良いですな。


ペン先に、顔があるのも可愛い。




で、
気がつけば、一週間ほどで
入門用の万年筆がなんか増えている事態へw



ペリカンのツイストと、ペリカーノジュニアですな。
真ん中のジュニアの方は、
色々落書きして手に馴染ませる必要がありましたけれど、
なれて来ると結構スムーズ。

ツイストは凄くデザインが考えられていて
思った以上に持ちやすく書きやすい。

世の中には
何万円あるいは何十万円もする様な万年筆もあるのですが、

昨今は、こういう千円そこそこのが、
デザインも良く、書き味の方も凄く良く出来ているので、
試してみるのも悪くはないと思いましたですよ。