Kindleオーナー ライブラリーについて

めきし粉書房では電子書籍の値段の付け方で、
 価格成長方式というのテストをしているわけなんですが、

アマゾンでキンドルを流通させた場合、
 「貸し出し」というスタイルで読まれる場合もあるんですな。

この貸し出しっていうのは、二種類あって、
その一つがKindle本貸出機能というもの。
Kindle本貸出機能を使用すると、Kindleストア経由で購入したデジタル本を友人や家族に貸し出すことができます。本は一度に14日の期間貸し出しが可能で、貸し出し中は、貸し手がその本を読むことはできません。貸し出しできるのは、Amazon.comで購入したKindle本に限られます。

という仕組みです。とは言ってもコレは「Amazon.com」の話。
日本の「amazon.co.jp」では、
まだ友人に貸すというのは無いのですが、
米国では、こういう仕組みがあるのですな。

そしてもう一つが、
オーナーズライブラリからの貸し出しという方法。



キンドル端末を持つアマゾンのプライム会員であれば、
月に一冊無料で借りれるという仕組みがあります。

「Kindleオーナー ライブラリー」という仕組みなんですが、
これは日本のアマゾンでも利用できます。


オーナーズライブラリに登録されている本の中から、
月一冊無料で読めてしまうという話ですが、
本を作っている方から見て、印税という形ではなくて、
アマゾンが用意している基金の中から、分配金が支払われる形です。

読者がKindleオーナーライブラリーからあなたの本を借りると、あなたにKDPセレクトグローバル基金から分配金が支払われます。さらに、日本、インド、ブラジルおよびメキシコのお客様に販売された場合には、70%のロイヤリティが適用されます。

まぁ読者の人にはあまり関係のない所の話ですが、
プライム会員なので無料で借りていても、
作った人のところには、ちゃんとお金が行っているのですよ。
という話であります。



めきし粉書房でも、実際に借りられたりするんですが、
キンドルを持っているプライム会員の方は、
せっかくですから、
どんどん利用して欲しい仕組みだなぁっと。