KDPで扱えるデータ容量が増えました。

アマゾンのKindleダイレクト・パブリッシングチームさんから配信があったのですが、

このたび、著者、出版社の皆さまにより高品質の本を制作いただくため、本の変換・アップロードサイズを最大50MBから650MBに、本の中で使用される画像ファイルのサイズを最大127KBから5MBに変更いたしました。

とのことです。

まぁ、普通の人には関係ないかと思いますけれども、
本の中で使用される画像ファイルサイズの容量が大幅に緩和されたことは、
漫画とかを書いている人はもちろんなんですが、
写真集なんかを考えている人にとっても、
結構、進展ではないかと。

 今後、色々と細密画像版のコンテンツが登場するかもしれませんね。

しかしながら、キンドル端末には容量の上限があるわけで
安易に容量を増やすのはどうかと思います。
一冊の本の容量が数百MBとかとなると、
買った人がダウンロードするのも大変ですし、
あっという間に容量を圧迫してしまいそうな気がします。

また、作り手としては配信コストの問題もあって、

Amazon.co.jpですと、
 ¥1/MB
という単価なんですが、
650MBだと配信コストだけで650円必要となってしまいますな。

まぁ今後配信コストの見直しもあるのでしょうが、
大きなデータのものを販売しようとする人は、
配信コストも気にしなくてはならない感じになってくるかもですな。