雑記:キーボードを買ったというお話 その2

古いNECのキーボードには、あまりいい印象を持ってないんですが 
それ以外ですと、昔のパソコンのキーボードって
中々、良かったよなぁっていうのが感覚的にあります。

なんか90年代後半のパソコンの低価格化で
コスト削減の影響をモロに被ったのが
キーボードであったような気もしないではないですな。

思い返してみれば、ワタクシは90年代半ばぐらいに
ADBっていう当時のAppleで使われていた規格で接続するタイプの
Appleの純正キーボードを買ったことがあるんですが、
結構なお値でしたな。確か一万円ぐらい。
まぁ値段なりに作りは、しっかりとしているんですが、
使い心地は可もなく不可もなくといったところ。

実はAppleには、通称GSキーボードという、
かつて1986年位に発売していた「Apple II GS」というパソコンに
付属していたキーボードがあるんですが、
これがデザインやキータッチの良さなどから評判が高く、
Macintoshに接続してずっと使い続けている人が結構いたんですよ。
90年代半ば当時、既に伝説となっていて、
市場では結構なお値段がしていたりしました。
それなんかに比べられると最近の純正キーボードは評判が悪い。

評判が悪いものを使い続けるのもなんなんで、
ものは試しとサードパーティーから8000円ぐらいで売られていた
ADB接続のメカニカルキーボードを買ってみたんですが、
これが純正よりも使いやすくてずっと使っていました。

しかし時代の流れで、その後AppleはADB接続を廃止して、
キーボードやマウスの接続もUSB接続が主流となっていきます。

個人的にも、ちょうどその頃
メインの環境をWindowsに移行させたこともあって、
気に入っていたADB接続のメカニカルキーボードも使わなくなりました。
WindowsはBTOで作ったりしてましたので、
どこぞのメーカーさんではないんですが、
やっぱりキーボードは最初のコスト削減対象となってしまってましたな。
しかし、しばらく数百円のペラペラのを使っていると、
やっぱり妥協はイカンと思ったりするわけです。


なぜ、今回こういう話になったかというと、
世の中には、 ADB-USBアダプターを使って
あのAppleのGSキーボードをUSB接続にして
それをwindowsで使われているという方を見つけて
少々目頭が熱くなったわけでありまして、
長々と書いてきたのは、
その理由の説明だったわけですな

どこのどなたのページが存じ上げませんが

 Apple GSキーボード



かなりアクロバテックだと思われるかもしれませんけれども、
キーボードに凝るっていうのは、
いかに自分の身体になじませるのかっていう話ですから
それぐらいやってもいいのかもしれませんなと、

そういえば私も端子をいじくったり、
人から見たら変なことやってましたなw