Scribdとかから電子版の新聞の未来とか

海外にScribdというサービスがあるのですな。

簡単に言うと、定額制で、 iOSからAndroid、
ブラウザ、Kindle Fireの各デバイスを問わずに
読書が出来るというシステムなわけなんですが、
これがそこそこはやっているという話。

イメージとしては有料の図書館といった方が
わかりやすいかもしれませんな。

日本でも電子書籍コミックのレンタルサービスとか
そういうものはあるのですが、
こういう定額を払って読み放題という概念は、
今ひとつ普及し果てない感じ。


日本でScribdが本格的に上陸するためには、
まぁ出版社の強力を取り付けるのが難しいだろうとか
色々考えられるわけなんですが、

個人的には、
日本の場合、新聞社が主体となって、
今の新聞の電子版から、
こういうのを視野に入れて発展させていくと
面白くなるのではないのかなぁっと思ったりしします。

かつては、新聞の連載小説が
売上に貢献していたりしたわけですが、
これからの新聞っていうも、電子化の中で、
「売れるコンテンツをいかにプールしていくのか」
が重要になるとおもうんですな。

はっきり言って、紙面を電子化させて喜んでいるだけでは、
日本の新聞は衰退するだけだとおもうのですな。

内容的にも、今の紙面のように
イデオロギーの押し付けなんていうのを
やっている暇があったら、
売れるコンテンツを意識しないとダメだろうと。

その売れるコンテンツの評価を
明確化させるのにもScribdみたいなシステムで、
評価を明確させていくのもいいのかもとか。


 もちろん、新聞社がやっている雑誌や、
出版部が取り扱っているコンテンツも
取り扱った方がよいでしょうな。

でも、まぁ会社によっては、
新聞の出版部や雑誌関連というのは、
紙面の人と仲が悪かったりするのかも知れませんが。