私家版:でんでんコンバーターの使用方法について

暫定版 2017/12/22

うちも電子書籍の製作では、
 ろす @lost_and_found さんのところで無料で公開されている
 でんでんコンバーターにお世話になっております。 ‏

ファイルをアップロードして「変換」をするだけで
手軽にePubファイルが作れるので大変便利です。

ただ注意しておいて欲しいのは、
あまり容量が大きなファイルの変換だと
サーバーの負荷が高くなってしまうという点。
(現時点では10万字超える様なのはツライらしいですよ)

特に最近、大きなファイルをコンバートする人が増えた様子で
負荷が100%になったりサーバーが落ちちゃったりすると言う
状況が頻発している様子です。

むやみに高負荷が発生する作業は、
単にファイル生成に失敗するかもとかいう話だけで無くて
サービスを公開して下さっている、ろすさんやら
他の人の迷惑にもなりますから控えましょう。


では、大きな電子書籍の変換は、
一体どうすれば良いのかという話なんですが

うちでは、でんでんコンバーターとSigilというソフトを
組み合わせて作っています。

まず章ごとの軽いダミーファイルを作って
表紙なんかと一緒に とりあえず、
でんでんコンバーターでepubに変換。
それを元に、google様謹製のepub製作ソフトのSigilを使って
編集するという手法ですな。

もちろんSigilを使ってepubを一から作ることも出来るんですが、
Sigilは編集画面で縦書き表示ができなかったり、
画像を入れたり目次を作るのが結構めんどくさかったりするので、
でんでんコンバーターと組み合わせて使っているワケです。

おそらくepubファイルを開いて
章ごとに本文を追加という形であれば、
Sigilでの編集も、それほど難しい作業にはならないと思いますので、
初心者の方でも十分つかえるとおもいますよ。

もちろん、欲を出して
もうすこし細かな表示の設定なんかも
Sigilなどを使いこなすと可能になりますので
是非挑戦してみて下さい。



今、でんでんコンバーターさんの方も
サーバーの有料化?やら色々と検討なさっている様子なので、
今後どうなるか分かりませんが、
とりあえず、今現在こういう使い方もあるよというお話です。
あくまで一ユーザーの使い方ですが、参考にして頂ければ幸いです。

とりいそぎ
めきし粉