cyber mondayでキンドル端末の割引

アマゾンが12月12日までCyber Monday サイバーマンデー 2016という
キャンペーンをやっているわけですが、
kindle端末も安くなっております。

という話なんですが、
これプライム会員向けで
クーポンを使って割引というもの。
 
うーん。少しわかりにくいかもー

例えば
Paperwhite 32GB マンガモデルが、クーポンコードで7,800円OFF
Paperwhiteがクーポンコードで7,300円OFF
kindle通常版がクーポンコードで5,500円OFF

という感じ。
割引率で48%から61%って結構大きいですな。



一応、画像のリンクは、Cyber Monday
キャンペーンページに載っているモデルですが、

キャンペーン情報つき(広告ありの2000円割引モデル)のものでも
キャンペーン情報が無いものでも適用される感じです。


キャンペーン情報といっても、
起動時や復帰時に出るだけですから
安く買おうという人は、
キャンペーンモデルでも十分かもしれません。



まぁプライム会員対象で
クーポン適応割引というのは、
少しわかりにくいかもしれませんし、

プライム会員になっても、
せっかくのプライムビデオ等が
楽しめない白黒モデルですので、
コレを機にプライム会員になろうというのは
少し厳しいかもしれませんな。

個人的に
プライム会員普及を考えておる私からすると
なんとなく残念。


でも通勤読書用のサブ機であるとか、
クリスマスプレゼントとして買っておくのは
アリかなとおもったりします。




さて、
プライム会員の私はどうしようかなぁ。。










noteに小説のせました。

noteの方に
短編小説乗っけました。

我が家のカレー物語 

原稿用紙50枚に
少し足りないぐらいかな。

なんかまだnoteの使い方が
よくわかっていない気がするのですが
「初稿無料」というスタイルで行こうかしらと。

ちょっとした試行でございます。

Kindle Unlimitedは9月以降が本番かもとか

アマゾンさんから、
KDP セレクト グローバル基金の 8 月の金額の通知がありましたな。

 7 月の金額は 15 億 8,128 万円で、
 8 月の金額は 16 億 1,797 万円ですから、
金額的にはグローバル基金は少し増えた感じですかな。


グローバル基金の金額が一定の場合、 
Kindle Unlimitedなんかを通して
読まりた総ページ数が多くなると
KENPCっていう方式で算出された
既読1ページあたりの単価は下がってしまうわけですが

実際のKDPの2016年8月のロイヤリティを見てみると
以前にも予想しておりましたけれども
既読1ページ当たり
まぁ0.5円程度のラインで落ち着いたなぁっと。

Kindle Unlimitedが始まる前は0.8円程度の推移でしたので 
Kindle Unlimitedを通して読んでいる人が増えのは確かですが
思っていたよりは影響が小さかったのかも。



ただこの9月にはKindle Unlimitedのスタート直後に
1ヶ月無料に申し込んでた「熱心な電子書籍読書家」の人たちの
お試し期間が終了していきますので、
まぁ大手コンテンツの撤退やらもあったわけで、
更新をしない人も現れるでしょうから、そうした影響で
既読総量は減っていくかもしれませんな。


そうなるとグローバル基金の調整も入ると思いますが、
以前の既読単価の水準に戻す方向に動くかも。
要するに単価が少し上がるだろうっていう話ですな。


うちは小規模すぎで
あまり参考にならないと思いますが、
8月は販売と、 KENPCが半々ぐらいで
この9月はKENPCの方が
多くなるかもしれないっていう感じなんですが
そういう割合の所でしたら、
9月以降の既読単価は結構重要かもしれません。










自作の作品解説などについて

正直なところ、自分の作品について後から色々と解説するのは見苦しいと思うようなところがありまして。結局のところ、誤解されたり正しく理解されなかったりするのはそれは「自らの筆が至らぬ」結果であるから甘んじて受けるべきではないのかと思ったりもするわけであります。


そういうのを常日頃考えているわけなんですが、先日kindleで『めきし粉 幻想小説短編集』という小さな作品を出したわけなんですけれども、珍しく告知前にレビューが入っているわけです。 

まぁ、面白かったつまらなかったという話はあると思うのですが、どうも気になったのがそのレビューにある「内容がない」という評ですな。「読む意味はないです。」とまで書いてある。 

「自分には内容がわからない」「自分には意味が分からない」というのでありましたら、こちらが反省するべき所でありますが「内容が無い」とはなんだろうなぁっと。実はこの短編集には、テーマ性やメッセージ性を、いささか込め過ぎたと思って反省していた次第なんですが、なんだろうこれは?と。 

ちょっと気になってキンドルの管理画面を見ましたところ、告知前なので「既読9ページ」と表示されている。58ページぐらいの本なんですが、まだ通して読まれた方はいないみたい。
この数字は読書端末などとの同期のタイミングで必ずしもリアルタイム更新ではないのですが、普通は書評を書くときには、横に開いておりますでしょうから通信はあるはずだよなぁ。少しばかり読まれている上でのレビューなのか、読まれていないのか気になる所なわけであります。


でもまぁ、折角ですので少し自分でも「こういう意味や内容があるのですよ」と解説をしてみようかしらと。 
もちろんこうした解釈は絶対なものではありませんし、当然、読者の人が「わからねぇよ」って言っていただいても結構なものなのです。こうした内容でこうした意味も読み取れるのですよっていう一つの読書ガイドとして見てもらえると幸い。もちろん想定していることを全部書いてませんから、別の側面を見つけたり考えていただくのも面白かもと。もちろん作者が想定していない意味合いが生まれている場合がありますし、また作者の解釈だって間違っていることもあり得ます。 ただ少し知っていただくと作品の見方が変わるかもという点ですな。当然、言わずもがなの話も含んでいるのでご勘弁を。


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全体像として、この短編集の構造っていうのは、頭がぱんくして人語を話す変な猫に出会う男の話と、病気で田舎に引っ込む話の間に、いくつかの短編を入れていることで、その原因になった世界観であるとか未来観であるとかを暗示させる形になっております。その部分に社会批判や文明批判を織り込む形で構成しているのですな。
では個別の作品を一つずつ見ていきましょう。


●猫
頭がぱんくした男の話ですな。短編集の導入部分のこの話は、それまで、ごく当たり前に生活していた社会人の感覚から突然ずれていく暗示であり、この短編集の中では導入時のブリッジの役割を担っています。

●水中花
入水自殺の話ですな。病状の暗示。冷たいはずの水に「あちい」と感じる感覚の逆転は、生と死の感覚が逆転して、「死んでしまったのかしら」という現実の社会から切り離された、あやふやな状態になることを暗示しています。
※noteにも掲載

●それは酷い片思いで
入水の続きでもあり、あやふやな状態に対する解釈の自由度の提示でもありますな。人に対するはずの感情の対象が、人ではないものにも向けられている現代社会に生きる人のカリカチュアになっています。再録作品。

●南国みやげ
カテゴリーや分類に本当に意味があるのかという短い寓話ですな。意味のないクラス分けに翻弄される社会のあからさまな風刺。短編集の構造でいえば、みやげの話は男が田舎に帰る予感を持たせる形です。
※noteにも掲載したものを改題の上、加筆修正

●虹を殺す
ベタでお恥ずかしいのですが、虹は多様性の象徴というわかりやすい話ですな。次々に現れる多様性と、それを消そうとする社会という構図。主人公は、結局それを消極的な形で否定するわけです。しかし、それは秩序よりも混乱を選ぶという選択肢にほかならぬことを知っているわけで、その上で個人の選択では何も変わらぬ、一種のあきらめも感じながらも決断を行っているわけですが、それは何も珍しいものではないという話ですな。
※noteに掲載したものを加筆修正

●お面様
実際に高知県物部村で見た仮面をイメージして、谷川健一の『魔の系譜』から題材をとった話です。情という観念が社会を動かしている部分は、通常ならば目に見れるものではないわけですから、当然、意識しにくいものであるのですが、面を介在することで現実のものとして目に見えて現れる形です。

●大統領補佐官
集団意識が操作されて知らず知らずのうちに誘導されていく大衆が為政者を選ぶという話ですな。怪しげな財団が動いている一種の陰謀論ですが、それに気が付けば社会から隔離されるわけです。社会と大衆操作というのは「虹を殺す」から引き継いでいるテーマですな。

●シャーツー・カンツーの恋愛小説
来るべき未来社会像の誇張ですな。既に現在社会においても、ほとんどの場合、ものを食べるための労働も実際の採取や狩猟といった直接的な行動とはかけ離れて、市場の相場や売買と言った情報に支配されているわけです。この情報がさらに力を持って暴走していくと、やがて誰にも関連性がわからないような情報が、人間の行動そのものを支配する世界になるという話を誇張して描いている形です。ソ連のような巨大官僚主義国家批判であることを判りやすくするために、レーニン全集から引っ張り出して来たりしていますな。
●おしまい
傲慢と死というのがテーマですな。戦争みたいな極限状態においても、軍隊の階級といった社会性をもった関係に依存し横柄にふるまう人間をカリカチュアしているわけですが、そうしたものをあっさりと超える超自然的な存在や、さく裂した爆弾に見られるような、突然の暴力があるわけです。あっさりひっくり返ってしまうような社会の約束事に拘束されつづけている人の姿でもあります。

●夢四話
漱石の『夢十夜』のもじりですな。四は死の暗示。短編集の中に短い夢の連なりを入れるという「入子状の構造」になっています。四話目を書くための三話で、断片的な夢の中に時折姿を見せる夢の中に存在する世界の話は、邯鄲の夢はもちろんですが、一休禅師の説法として知られているカタツムリの瞳の中に九十九の世界があるという話の影響を受けているわけです。どういう話かというと、そのカタツムリの目の中の世界にも、またカタツムリが存在しており、同じようにその眼の中には世界があるという話です。カタツムリが一生を終える間に、その世界もまた始まりと終わりを迎えるわけなんですが、この世界もどこかのカタツムリの目の中の世界かもしれぬわけで、そう考えると世界というのはほんの刹那の出来事かもしれぬというわけです。短編集の構成上は、我々が生きる世界も、目が覚めると消えてしまう誰かの夢の中にある刹那な世界かもしれないという暗示の役割を担っています。 

●クレゾール1783
人知を超えた物質に翻弄される社会や人々をカリカチュアして描いているわけです。意味がない仕事に誇りをもって一生を費やす人もいれば、欲望や本能のまま生きる人もいたり、世捨て人のようになる人もいたりするわけです。個人はもちろんのこと、人間の築き上げてきた文明や社会システムでは抗えない物事の流れを引き起こす存在があるというわけです。単純化された自然災害やゴジラのようなわかりやすいイメージではなくて、本当の起因の正体というのは何かよくわからないままに付随する出来事が大きくなっていく文明社会の作用の指摘でもあります。 

●D
死の暗示。言語化の限界がテーマですな。隔絶。孤独。世界というのは、それぞれの個人中に構築されている虚ろなものでしか無いというテーマは『夢四話』からの引継ぎです。しかし全てのものが消えてしまうという考えには否定的で、骨なり残るものの理想形を夢想しているわけで、その中で「単行本」というのが「残すもの」の一つのキーワードになっているわけです。 

●四日余り
都会から離れて田舎に戻るのですが、田舎にも田舎の社会があるわけです。社会に入り込めぬ予感を感じつつも、一方で人は社会から逃げられぬ存在である事を感じているわけです。また短編集の構造としては、現実ではない感覚に一歩足を踏み入れていることを自分で自覚している形になっていのは少しばかり意味があるわけで、警告であったり、アウトサイダーとしての生き方であったりするわけです。



全体像として、短編集全体の構成としてテーマ性を重複させていたりダブルミーニングがあったりするわけなんですけれども、主要なテーマ遷移を抜き出してみますと、大筋はこのような流れになります。

・病気の男 社会からのかい離
・死
・個人と情念
・社会ルール
・社会秩序
・社会と情念
・操作された大衆
・情報と文明社会
・社会階級の崩壊
・うつろな世界
・人知を超える力
・死
・病気の男 社会からのかい離



この天丼構造というのは、上から下と、下から上の構造になっておりまして「社会や文明の本質を見ようとすれば社会からの遊離した存在にならねばならぬ」のではないかという一つの提議と、それを逆説的に言えば「本質を見てしまうと遊離しなくてはならぬ」という事を、構造的な配置で暗示しているわけであります。 まぁこの辺りの話になると、お読みになっている方の1%も気が付かぬだろうという様なところではありますけれども、正解が判るのかどうかという話ではなくて、通読して頂いた方の何割かが少しでも「なんかあるような?」と思っていただければ十分だと考えておる仕掛けなわけです。 


もちろん、こうした仕掛けやテーマ性が「わからない」とか「評価しない」というのは良いのですよ。あるいは「つまらない」とか「出来が悪い」とか「失敗している」いう評価があっても当然かもしれません。しかしながら、文学に関する素養が無い方なのかもしれませんけれども、まったくそういう事に気が付かずに「内容が無い」と言い切られてしまうのは、いささか考える所があったりするわけです。
作中には、かなりわかりやすいヒントもちりばめていたつもりなんですが、わたくしの筆の至らぬところなのでございしましょう。どうしたもんかなぁ。。



新刊でました。『めきし粉幻想小説短編集』

新刊、出しました。


『めきし粉幻想小説短編集』


根柢の文明批判というテーマは
なかなか理解されにくいのかもと思ってみたり^^;


どうぞよろしく。 



ページ単価から考える未来のコンテンツ供給

kindle unlimitedが始まりまして、
まだ分配の額ととかが
どうなるのかよくわからない部分があるわけなんですが、

今回は 読まれたページ数で
コンテンツの報酬が決まるという事に関して
少し考え浮てみようかと。

まだ、あまり意識している人は少ないかもしれませんが、
例えば1ページ読まれて1円が支払われる場合ですと、
1万人に読まれるとページ単価が1万円になるわけです。

もちろん1ページ読まれて1円っていうのは
実際、かなりの率でありまして、

前回 月額1000円で
2000ページ(200ページの本10冊)っていう概算だと
1ページで0.5円程度が一つの目安になりうるかもって
話をしたわけなんですが、仮にこれを基準とすると、

1万人に読まれた時の
ページ単価は5000円となります。

もちろん実際のkindle unlimitedの
報酬額の変動なんかは
まだ実態がつかめないところなんですが、
こういう所から考えていくのも、
ひとつのあり方であるかもしれません。


逆に、コンテンツの内容の方で考えると、
たとえ途中まで出ても
「読まれたらお金になる」という面に着目すると
小説などでは、
とにかく最初に大風呂敷を広げるパターンが
マッチしてくるかもしれません。

良いか悪いかではないのですが、
単行本を所有するという感覚よりも
読み飛ばすという読者の感覚が
今後注目されてくるかもしれないですな。










連載中『怪しいネットワークビジネスを追え!』 

連載jpの方に、
某マルチ商法の実態を追った
記事を書いています。



怪しいネットワークビジネスを追え! ~1
http://rensai.jp/185340

怪しいネットワークビジネスを追え! ~2
http://rensai.jp/185973

怪しいネットワークビジネスを追え! ~3
http://rensai.jp/187740

怪しいネットワークビジネスを追え! ~4
http://rensai.jp/188853

怪しいネットワークビジネスを追え! ~5
http://rensai.jp/190364

怪しいネットワークビジネスを追え! ~6
http://rensai.jp/193480

怪しいネットワークビジネスを追え! ~7
http://rensai.jp/194856

怪しいネットワークビジネスを追え! ~8
http://rensai.jp/196835


あんまり媒体向きじゃない記事なんですが、
8回目にしてどうしてこの媒体で発表したのか、
少しわかるかもしれません。


連載自体は、まだ続きますよ。

思い切って万年筆買いました。。

ハイライター(マーカー)用に
思い切って、少々お高めの万年筆を購入しました。。

たぶん、安物の蛍光ペンだと
今後一生分の値段ぐらいw






Kindle Unlimitedの収益構造を予想してみる。

12万冊以上のKindleの書籍が月額980円で
読み放題となるKindle Unlimitedですが、

Kindle Unlimitedで読まれることを前提として
作る側としては、
 どういった感じのものを考えるべだとか。

おそらくは、価格を気にしないで
適当に読み飛ばせるネオパルプっていう感じのが
よろしいのかもしれないと
思ってみたりしているわけですが

1ページ読んでもらうと
どのような収益が生まれるのだろうかと
いう点にも着目しなくてはなりますまい。

まだ Kindle Unlimitedでの収益分配が
始まってはいないので
なんとも言えないのですけれども、
1ページ当たりは0.8円以下ぐらいでないのかなぁっと

このページ数っていうのは、
アマゾンが計算する形です。
Amazon Services Internationalが出している
 パブリックドメインのシリーズの場合ですと
500文字ちょっとで1ページ換算ですから
そのあたりが目安になります。


Kindle Unlimitedでの収益分配というのは、
基本的に、毎月アマゾンが積み立てた基金を
全ての読者に読まれたページ数でわって
分配する形ですので、
収益は安定しないはずなんですが、
毎月一冊限定だった
オーナーライブラリーよりは
厳しくなるのではないかと思います。


おそらくは0.2円ぐらいから0.5円の間に
収まるのではないかと。
大体200ページの本を10冊読むと
2000ページ程度ですから、
980円の月額を元にして計算すると、
大体0.5円なわけです。
オーナーライブラリーだと0.8円ぐらいですから
これより少し厳しくなる感じかなぁ。
という皮算用になります。


もちろん
読み放題を利用しようという人ですと、
月に10冊で収まるのかは、微妙ですし
ページ数が多くなりそうな
漫画本とかも入ってきますから、
おそらくは利用者の平均は
2000ページ以上にはなるだろうと。
とすると基本的には
0.5円よりも厳しくなることが予想されます。
アマゾンからのかなりの額の持ちがあったとしても
0.8円は厳しいかなと。


例えば300ページで1000円の書籍を
印税70%で販売した時は、
一冊当たりの印税収入が700円となります。
Kindle Unlimitedの場合で
1ページ当たり0.5円の収益があるとすると
300ページですから、
ページ単価でたとえ0.8円ぐらいあったとしても
240円にしかなりません。


要するに、皮算用をしますと
読み放題効果で3倍ぐらい
読まれなくてはならないという事ですな。

中途半端な本の場合ですと、
3倍の読み放題効果を確保するのは結構きついかも。


でもですね。
ただ単品で購入するつもりはないのだけれども、
「読み放題だから、読んでみるか」っていう感じの本ですと、
言ってみれば、元々がゼロなわけですから、
3倍とかだ云々考えなくても 「読まれただけ勝ち」なわけです。

実は、この辺りはKDPなんかやっている人は
捕まえどころなのではないのでしょうか。


うまくすると、何か面白すものが
生まれてくるのではないかなぁと思ったりしております。






Kindle Unlimited時代のKDP販売戦略

いよいよ月額980円で12万冊以上の本、
コミック、雑誌を読み放題で利用できる
Kindle Unlimitedが始まりました。

このKindle Unlimitedが日本で流行するかどうかは
まだ未知数な部分が多くありますが、
少しばかり、 Kindle Unlimitedに即した
KDPの販売戦略を考えてみようかと。

まずKDP セレクトに登録しないと、
Kindle Unlimitedの対象にはなりません。
マルチ展開を踏まえて「KDP セレクト」を外している人は要注かも。

まず重要な点ですが、Kindle Unlimitedの場合、
ロイヤリティーは、初めて読まれたページ数を元に算出されるという点です。
実はここがポイントになります。

KDPのロイヤリティーというと
250円以上の単価をつけなければ
70%のロイヤリティーは受け取れなかったわけで、
高いロイヤリティーを確保しようとすれば、
全体的に、ある程度のボリュームの本を作って
250円以上の単価になるように設計するというのが
一般的だったと思います。

しかしKindle Unlimitedの方に焦点を当てると、
このボリュームはあまり気にしなくてもよくなるわけです。
 
読者の保有冊数が10冊という上限があるものの、
次々に入れ替えて読まれていく前提ですので、
文芸作品ですと、最低価格の99円での販売になるような
ページ数が少ない、さっくと読める短編集なんかが、
非常に有利になってくるのではないかという指摘です。

もちろん保有数上限がありますから、
闇雲に冊数ばかりを増やしていくのはどうかと思いますけれども
読者がすぐに読み切れるページ数で、
次々と続編やシリーズに手を出せるような本が
Kindle Unlimitedにはマッチしているのではないかと。

文字数でいえば1万字から2万字程度で
読み飛ばされていく感じのものでしょうか。

読み飛ばされて、入れ替えられていくのが前提ですから
昔のアメリカであったパルプ・マガジンと性質が似ていますから、
ネオ・パルプ」 といってもいいかもしれません。


また、そうした作品が増えていくことで、
Kindle Unlimitedの、読み飛ばしていくという
使い方も広まっていくのではないかと。



興味のある人は、
ちょっとした短編集みたいなものを
積極的に挙げてみるとおもしろいかもしれませんよ。


万年筆を使ったり

どうも、あんまり校正に時間がかけられていないわけで
読者の皆様には大変、もうしわけないのですが、

形から入るべく、校正なんかに使う
ちょっとした万年筆を買いそろえております。

で、最近では、
ペリカンのジュニアーノというお安めの万年筆に
赤インクを入れて使ってたりします。

今まで使っていた赤のボールペンよりも
すらすらとかけて楽しいですよ。




注意・最初に付属してくるのは青インクのカートリッジです。
こんな外見なのに^^;



で、コンバーターというインクを吸う装置を用意して、
とりあえず
インクは「冬柿」を購入。

 


コンバーターは、色々と規格があったり
同一規格でも個体差で
ゆるかったりきつかったりするらしいので、
ユーザーレビューとかを参考に
ペリカンのジュニアーノで使えそうなものを選択。

今のところコンバーターからの漏れもなく
普通に使えているようです。

「冬柿」の赤は、
ちょっとおちついた感じの赤色で
なかなか良いですな。



で、最近、気になるのがハイライター。
いわゆる蛍光マーカーみたいな感じで万年筆を使おうかと。
よく考えると蛍光マーカーなんかも、
原稿の整理に、よく使うんですな。


で、どうせなら、少し良いものを
と思って見つけたのが
ペリカンのM205の黄色。。

うーむ。やっぱりちょっと高いなぁ。苦笑。




まぁ、道具よりも、
まずはきっちり校正をやれという話があるかもしれませんが
それはそれで^^;




※誤字脱字のご指摘は、大歓迎ですので
遠慮なさらずにお願いいたします。


無料キャンペーンのお知らせ


めきし粉書房の新刊
「学校では教えてくれない 選挙の話」
ですが、
kobo版の方で、
無料キャンペーンを開始いたしました。

お読みいただければ幸いです。
どうぞよろしく。


 




今回はkindle版の方では、
キャンペーンが出来ない形になっておりますが
何卒宜しくお願いいたします。






改定のお知らせ

この度、
キンドルで発売しております、
拙著
その『ポジティブシンキング』はやめなさい!
: 本当に怖いネットワークビジネスの手口
』の
改定を行いました。

誤字脱字の修正と
一部表現の整理をしております。


本の購入者は「コンテンツと端末の管理」ページ
 (www.amazon.co.jp/gp/digital/fiona/manage) で
「アップデートがあります」をクリックすることで、
本のコンテンツを更新できますので、
既にご購入の方は、宜しくお願いいたします。
(6月6日以前にご購入された方が対象で御座います。)

ご迷惑をおかけしますが、
何卒よろしくお願いいたします。


koboでも出しました。

めきし粉書房の新刊

『学校では教えてくれない選挙の話 [電子書籍版]』

ですが、
楽天のKoboでも販売を開始しました。
どうぞよろしく。

 


「公約で投票先を選ぶな」
「選挙は民主主義を実現する手段の一つに過ぎない」
「投票しないというのも一つの選択肢」
「闇雲に投票率を上げたとしても組織票の影響力は減らせない」
「有権者の意識よりも、選挙制度の変更で投票率が下がってる?」
「投票率が下がったのを、政治の責任として認めたくない構造」

選挙を控えた高校生必読。
ごくごく当たり前の話ですが、
学校では、なかなか教えてくれない政治と選挙の話。
初めて選挙に参加される方には是非読んで貰いたい一冊。
政治と選挙を考える切っ掛けにして頂ければ幸いです。

※そうは言っても、投票は最も直接的で重要な政治参加の方法です

新刊でました。

新刊でましたよ。




小説ではなくてすいません。
選挙とか政治について少し書いた
小さな本でございます。

あまり難しい事は書いてませんが、
まぁ若い方には読んで貰いたいなぁっと。
ごくあたりまえの話です。


Linuxでキンドルを!

WindowsXPが入っていたような古いネットブックを貰いました。

しかしこのままでは、どうしようもないので、
メモリーを1Gから2Gに増やして
HDDからSSDに付け替えたりして

OSもLinux Mint MATEを導入して、そこそこ動く形にしたりしました。

     参考  古いネットブックにLinux Mintを入れよう





発熱からのファンの騒音とバッテリーの持ちが今一つですが
ハード的には、出先の原稿書きなら十分な感じです。
(漢字仮名変換は思案中。。)

ネットにつなげられますし、USBやカードスロットもありますので
もしかすると、使う人によっては、
キングジムさんのポメラなんかよりも使い勝手は良いかも。


で、折角なんだから、アマゾンさんが公開している
Kindle for PC を入れてみようかと。
パソコンでkindleが使えるようになるというアレですな。
        Kindle for PC (Windows)
(OSX版もありますよ)




実はUNIX系のOSで、
Windowsアプリケーションを動作させるための
ソフトウェアとしてWineというもがあります。

 Linux Mint でも動くソフトですので、
パッケージマネージャーから早速導入しました。
(通常のソフトウエアの追加手順ですね)




Kindle for PCの方は、
アマゾンからダウンロードして、
※クレジットカードに結びついたアカウントが必要

ダウンロードした.exeファイルを
「Wine Windowsプログラムローダー」から起動してインストール。



案外すんなりと、アカウントと紐付けて導入する事が出来ました。






ネットブックの画面で小説を開くとこんな感じ。


拙著 俺の電子書籍が売れないのは、どう考えてもおまえらが悪い。より




 ごく普通に使えます。
漫画だとこんな感じ。コンソールはもちろん消せます。



ちはやふる(1) (BE・LOVEコミックス)より




意外にも実用的なスピードで動きます。

まぁよく考えると、キンドル自体、
そんなにパワーがある機械ではないわけで、
あたりまえと言えば当たり前なんですが。


しかし、ゴミになっていた様なネットブックが、
キンドルも読める原稿打ちの端末になったというのは
中々愉快でありますよ。







あとポメラっていうのは
こういうのですな。

愛用されている方も多いですよ。








アナログの話。

今回アナログの話なんですが、

ふと万年筆が欲しいなぁと思っているところに、
パイロットの「カクノ」っていうのが良いと
そそのかされて、つい買いましたですよ。

入門用で
お値段は千円しない位なんですが、
コレがなかなか書きやすい。

私は細字のFを選んでみたのですが、
実際に書いてみると万年筆の良さというのでしょうか、
するすると文字が書ける感じを体感できますよ。

恥ずかしながら、ワタクシ
万年筆ってこんなに書きやすかったのかと、
初めて実感した次第です。

昔の作家先生が万年筆を
愛用していたっていうのも頷ける感じ。




この「カクノ」ってのは、転がらない六角ボディとか、
色々と配慮してあって、なかなか出来が良いですな。


ペン先に、顔があるのも可愛い。




で、
気がつけば、一週間ほどで
入門用の万年筆がなんか増えている事態へw



ペリカンのツイストと、ペリカーノジュニアですな。
真ん中のジュニアの方は、
色々落書きして手に馴染ませる必要がありましたけれど、
なれて来ると結構スムーズ。

ツイストは凄くデザインが考えられていて
思った以上に持ちやすく書きやすい。

世の中には
何万円あるいは何十万円もする様な万年筆もあるのですが、

昨今は、こういう千円そこそこのが、
デザインも良く、書き味の方も凄く良く出来ているので、
試してみるのも悪くはないと思いましたですよ。

『ニューカルマ』は普通の小説だとおもうんだけれども

先日、なんかKindle 版がセールで安くなっていた
ネットワークビジネスの闇をテーマにした
新庄耕の小説『ニューカルマ』を買って読んだわけであります。





通常価格が¥1,620みたいなんですが
ふと見たら値段が¥599のセールだったわけで
気になる本だったのでつい買っちやったわけであります。

まぁ紙で定価のを買おうかと思っていた本なのですが
安くなっていたのでKindle 版の方を。

紙の書籍の場合、
こういう大胆な値下げセールは出来ないわけですから
セールをして認知度を一気に上げるというのは、
電子書籍ならではと言った所でしょう。


所がですよっと。

ちょっと面白かったというか、
大変そうだなぁって思ったのが、
大胆なセールなんかで、
目立ってしまった『ニューカルマ』ですが、
怪しい無名作家がランキング操作しているのでは無いか
という噂がたってしまった事ですな。

確かに小説で取り扱っているテーマの
ネットワークビジネスとかは
誇大広告やらステルスマーケティング等など
色々問題があったりする業界なんですが、
新庄耕の『ニューカルマ』は普通の小説ですし
もともと『小説 すばる』に連載されていたものですよっと。






新庄耕さんや集英社にとっては
濡れ衣だったのかもしれませんが、

キャンペーンが成果を上げすぎると
こういう誤解というか、
変に勘ぐりを受けてしまうってことは
実はよくある事なんですな。

名誉税みたいなもんだと、
受け入れるべきなのかも知れませんけれども、
たいして売れていない場合は、丸損だったりして^^;



というわけで、
ネットワークビジネスをテーマにした
たいして売れていない拙著
その『ポジティブシンキング』はやめなさい!: 本当に怖いネットワークビジネスの手口





どうぞ宜しく。

持てあまし気味の原稿を

えー実は、
持てあまし気味の
小説の構想がありまして。。

ちょっと思い切って、
書き上げましてカクヨムさんの方で
公開してみました。

『女体監獄サラダ油地獄変』

五話完結


題名からして
どうかしている
わけなんですが、
書いた私もどうかしてました。
18禁とかそういうのではありません。
・・・・たぶん。


いや、寡聞にして
こういう小説を書く人が
最近いないなぁと
思うのもあったんですよ。


無料で読めるので
どうぞよろしく。


新刊でました。ネガティブ名言50 そのⅠ

新刊でました。

小説の方ではなくて
名言とその解説を少しばかり。

まぁ無責任な言葉が溢れるこの世の中で
世の中の本当の話を少々というのが
一つのコンセプトです。
 

今後 Ⅱ、Ⅲと刊行予定で
後にⅠ、Ⅱ、Ⅲ を合わせて合本にする予定です。

どうぞよろしく。

でんでんコンバーターの使い方 私的メモとか #修正あり

うちではePubを製作する際に、

電書ちゃんの
でんでんコンバーターを使わせて貰っています。

基本的には
原稿を章ごとにテキストファイルで分けて
表紙と一緒に
でんでんコンバーターにアップして、
タイトルや縦書きやらの設定をして
変換ボタンを押すと
あっという間にePubに変換してダウンロードしてくれます。

その後ローカル環境のPCに入っているSigilで
スタイルシートとかHTMLの修正を行うという流れ。


HTMLの修正の必要が無い人なんかだと
でんでんコンバーターは、
今もっともお手軽にePubを作れる環境だと言えるかも知れません。


で、今回、でんでんコンバーターを使おうとして
トラブったという所を少し。


今回、名言集を作ろうとしておりまして。
見開き1ワードというのを想定していたわけです。

通常ePubの場合、一ファイル1ページですから
50ワードの場合ですと、 本文50ページ。
それに前書き、後書き、奥付が必要となります。

でんでんコンバーターは、50ファイルが上限とのことなので、
でんでんコンバーターで使われて居る
マークタウンの記述方式の「===」というのを使って
ファイル分割をしようとしたのですが。

コレが上手くいかない。



ツイッターで電書ちゃんねる管理人の
「ろす@小説家になろう」さんが反応してくれたのですが、
でんでんコンバーターの方は正常に稼働していて、
変換しようとしたファイルも容量的にもOKとの事。


あれこれやってなんとなく分かった事は
・ファイルを複数アップロードする時は、
その中に、ファイル分割を指定しているファイルがあるとく動かないぽい。
・マークタウン記述でファイル分割をしすぎてもダメぽい。
(20ファイルぐらいに分割しようとするとダメだったような)


※今現在確認してみると、当時のファイルでもきちんと変換出来ました。
※どうも私の方の環境の問題があったのかもしれません。
※おさわがせしてもうしわけありませんでした。




で、結局とうしたのかというと、 Sigilで
 スタイルシートの方に印刷用の改頁指定である
「pagebreak-before」  を組み込んで、
任意の場所で改頁する事が出来ました。

このあたりは実際二使いたい人は
スタイルシートの解説サイトとかを
探して確認して貰えば良いのですけれども、

なぞなぞとか、見開きのクイズとかのコンテンツも
この方法を知っていると、
色々作れるようになるかもしれませんね。



というわけで 、今度出す本です。
ただいまレビュー中。。













現在制作中

現在制作中。

これも
小説じゃないです。

ネガティブだけれど
「癒やされる」
「前向きになれる」
不思議な言葉





謹賀新年

あけましておめでとう御座います。

今年のめきし粉書房は
色々とやるつもりでございます。

何卒よろしくお願い申し上げます。